わたしがこの学びに入ったのは、低次の心霊現象をなんとかしたい、という不純な動機(?)でした。
その後、スピリチュアリズムをはじめ霊的哲学や国内外の学び舎で学ばせていただいて、様々な師のもとで学びを続けてきたのですが、いま現在なにを大切にしているかというと、『日常生活を大切にしながら、自分を整える』というところに尽きると感じています。
わたしたちの日常生活、これは当たり前にもたらされたものではなくそれぞれの個にとっても最高の学びの教材です。
出会った人や動植物、起こった出来事、それに対して、私たちの心や行動はどうあったか。
今日、自分がやるべき仕事に対してどのように向き合ったか。
今日、人に対して思いやりを持って接したか、愛のある言葉を使えたかどうか。
今日、自分の心身を大切にし借りている自分の肉体をいたわったか。
今日、自分は感情と理性と、どちらが優位だったか。
今日、たくさん感謝することがあった。たとえば。。。
など、1日を振り返る時間を作るだけで、ただ無為に過ごす時間から、自分を磨く教材となるのです。
このときに、その日失敗したことをあまりくよくよしたりせずに「次はこう対処するぞ」とポジティブな力に転換するのも大切です。
人が意外と自分を許し、癒すことが苦手なのです。
何かトラブルがあり、自分の感情が大きく揺さぶられたり、どうも気分が落ち込んでなかなか復活できない、という時のために、自分なりのリセット術を準備しておくことも大事です。
私の場合は入浴、運動、散歩、睡眠、読書などです。
人によってはマッサージに行く、音楽を聴く、好きな場所に行く、お友達とおしゃべりする、などもあると思います。
誰しも好不調があります。
必ずしも良いことがあったから好調、悪いことがあったから不調、とは限りません。
自分が今どういう状態なのかに無頓着にならず
ぜひ意識的に自分の状態をチェックしてみてください。
自分の状態をしっかり把握でき、そこに対処できると自律的に自分をコントロールできるようになります。
霊媒体質、霊的敏感体質の方は、特に睡眠の量と質に注意が必要です。
睡眠不足の状態は低次の心霊現象に遭遇しやすくなります。
お守りを買ったり、お祓いを受けるよりも、まずは睡眠時間と睡眠環境をしっかりと整えましょう。
댓글