生きていれば、困った状況や不幸だと思える状況に陥ることがおありでしょう。
そんな時、皆さんはどのように決断や判断をし、苦難を乗り越えていらっしゃいますか?
困った時に必要なのは『理性の目』であり、その時に一番いらないのが「感情」。
「感情」とは辞書でみると、ヒトなどの動物がものごとや対象に対して抱く気持ちのこと
とあります。つまり、好き・嫌い・嬉しい・悲しい・辛い・楽しい・悔しい・面倒臭い・羨ましい・怖い・可哀想…などなど。この「感情」で物事を決めようとすると往々にして判断を間違えます。
なぜなら、「感情」というフィルターを通して物事を見ているため、目の前の景色がぼやけ、物事の本質や実態が見えないがためです。
そういった場合、「感情」は一旦横に置き、『理性の目』で物事を観ることです。
「感情」を抜いた状態で、目の前にある事実だけをずらっと並べ、あとは冷たいまでの眼差しで淡々と事実だけを見ることです。
『理性の目』で観たとき、自ずと答えが見えてきます。
「そんなこと簡単に出来るわけない!」と思うかもしれませんが、これは訓練によって出来るようになるんです。私もそれを実践して知ることとなりました。
最初はやはり難しく、なかなか思う様に「感情」を横っちょにおくことができません。
しかし、できないなりに意識してそれを実践していくと、徐々に出来るようになっていきます。
しかも段々早くできるようになるんです。 是非、お試し下さい。
『理性の目』は、私たちが困難を乗り越えるために、今生、一人一人が神より授かったギフトです。
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