多くの人は『つつがない』生活や人生を望みますが、もし心身ともに平穏無事な一生を過ごすとしたら、残念なことに、そこに魂の成長はありません。
シルバーバーチが伝えたように、
『もしも日向にばかりいたら、日光の有り難さは分からないでしょう。時には曇りの日があるから太陽の有り難さがわかるのです。人生も同じです。苦しみを味わえばこそ幸せの味が分かるのです。病気になってみてはじめて健康の有り難さが分かるのです。病気にさせるものが、あなたを健康にもするのです。愛させるものが、憎ませもするのです。全ては神の法則の中で表現されています。』
悲しいかな、人間は辛い経験を味わうことによって気がつける存在なのです。
だからと言ってまだ起こってもいない事柄を心配したり、傷つくことを恐れて殻に閉じこもっては、せっかくの成長の機会がもったいない。
私達の肉体には限りがあります。
だから与えられた期限まで多くを見、行動し·実践し…たとえそれで転んだって、少々鼻血が出たっていいのです。
そこでの気づきが今生の学びであり、生きる意味であり、それが一番の収穫なのだから。
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