人生は意外とシンプル
私(管理人)は、COVIT-19でシンガポールがロックダウンして以降、毎週オンラインで読書会を開催しています。「シルバーバーチの霊訓」の一部をちょっとずつ皆で読み、意見や感想をシェア理、霊的真理の学びを深めようとしています。
本日も読書会で高級霊シルバーバーチの言葉を話し合いました。
シルバーバーチはこう説きます。
「私が説いているのは“人のために”という福音です。人のために惜しみなく自分を役立てなさいと言っているのです。そうするとあなたがこの世に存在したことによって世の中が豊かになるわけです。簡単なことなのです。改めて説くのもおかしいくらい当たり前のことなのです。ですが、やはり真実です。地上世界は単純さという本通りから外れて、ややこしい複雑な脇道に迷い込んでおります。あまりにも複雑なものに惑わされて単純な真理が受け入れられなくなっている精神構造の人が大勢います。ですが、単純な真理は単純であるがゆえにこそ強いのです」
「人のために」
とてもシンプルですよね。
この地上で生活していると、肉体を持っている自分がどれだけ豊かに過ごせるか、そこに目が行きがちです。どれだけハッピーな、他人(家族やママ友、同僚?)との摩擦がなく過ごせるか、金銭的にも余裕があり(海外旅行やブランドバック、車や住居?)、衣食住全てにおいて満足のいく生活が送れるか(どのレベルが満足?)、社会的に認められたり(出世?名誉?)・・・ちょっと考えてみましょう。それは、この肉体を持つ地上人生に関わることばかり。
私たちは皆、肉体を持ってこの地上で生きていますが、「肉体の死」を超えた後も、私たちの魂は生き続けています。それは、ミディアムシップ(霊界通信)を通じて、皆さんの愛する故人の方を特定できることで証明できます。肉体を無くしても、魂は生き続けています。
つまりは、私たちも肉体を無くしても魂の存在として生き続けるということです。
魂の存在となったら、肉体は無くなるので着飾ったり見え張ったりする必要はないので、地上の衣食住の状況やブランドバックは必要ないですよね。
では何を霊界に持っていけるかというと・・・
「人のため」に何をしたか、その実績だけなのです。
自分のためではありません。人のために何をしたか何ができたか。それを学ぶために、わざわざ「肉体」を持ち地上に降りてきています。
もちろん、何百人、何千人のために何かするということではなく、自分の身近な人たちに自分が霊的存在であることに気づいてもらう、それだけていいのです。たった一人でいいのです。
シンプルですよね。
でも、難しいですね。
これが、私たちの学び。スピリチュアリズムの第7綱領に
「いかなる魂も永遠に進化する道が与えられている」
とあります。
これをどう考えますか?
どうぞ良い一週間をお過ごしください。
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