いかなる方法でもよいのです。相手が誰であってもよいのです。どこであってもよいのです。倒れた人に手を貸して起き上がらせ、衰弱した人に力を与え、暗闇に迷う人に光明をもたらし、飢えに苦しむ人に食べものを与え、寝る場所とて見出せない人に安眠の場を提供してあげるという、その行為が大切です。
そうした行為の一つひとつが神の仕事なのです。人間がそう努力するとき、そこにはかならず霊界から支え、鼓舞し、援助せんとする力が加わり、予期した以上の成果が得られます。
(「シルバー・バーチの霊訓」(三)ウィリアム・ネイラー編)
こんにちは。Naoです。
「スピリチュアリストの部屋」を訪れてくださる方の中には、もしかしたら、人を助けたい、世の中のために良くなることをしたい、と考える人が多いかもしれません。
自分はなぜ生まれてきたのか、自分ができることは何かと、ずっと自問自答してきた人もいるでしょう。
心の底から湧き上がる衝動がありながらも、日常生活ではいろいろなことが起こり、忙しくする日々の中で、何もしていないと、つい自分を責めていないでしょうか。
かく言う私も、そのような思いにとらわれて、苦しい時期がありました。
今でも時折、ふと、やるせない気持ちがもたげることがあります。
でも、冒頭のシルバーバーチの言葉を思い起こし、霊界からのあたたかさに胸がいっぱいになります。
人のために自分を役立てること、それはすごく大きいことをしなければならないということではありません。
目の前に何か困っている人がいたら、自分なりの方法でサポートする。
自分がしてもらいたいと思うことを、目の前の相手にしてあげる。
私たちはこの物質世界に自分の霊性を高めるために生まれてきて、人とのかかわりの中で魂を成長させていきますから、日々の生活の中で機会はたくさんあります。
辛い状況の人に優しい言葉をかけること。
何かわからないことがあり不安になっている人に親切に教えてあげること。
そんな小さな一つひとつの積み重ねが、霊的真理の実践で、神の仕事です。
今の自分ができる最善のことをしていこう。
心がけて、行動するとき、霊界からたくさんのスピリットが私たちを応援し、最善の結果に導いてくれるということを、どうか頭の片隅においていただけたらと思います。
Nao
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