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  • Nao

はじめまして、Naoです。

たった一人でいいのです。全てが陰気で暗く侘しく感じられるこの地上において元気づけてあげることができれば、それだけであなたの人生は価値があったことになります。そして一人を二人に、二人を三人としていくことができるのです。

(「シルバー・バーチの霊訓」(一)アン・ドゥーリー編)

 

「スピリチュアリストの部屋」を訪れてくださった皆さんと、ブログを通して、セッションを通して、お話ができることを、とてもありがたく嬉しく思っています。


はじめに、私とスピリチュアリズム(霊的真理)との出会いについてお話したいと思います。


私は小さいころから大人になるまで、弁護士になるのが夢でした。


小学生の時にテレビで冤罪事件の死刑囚のドキュメンタリーを観ました。その時、死刑囚を支援していた弁護士の姿に大変惹かれ、自分も社会正義のために戦う弁護士になるんだと決意しました。


また、母が女性の伝記や生き方に関する本を読むのが好きで、身近に本がたくさんあったことから、弱い立場に立たされた女性の支援、そして女性が自分らしく強く生きるためにはどうすればいいかということにも強い関心を持ち続けていました。


20代から30代にかけて、弁護士になるための勉強をしておりましたが、その間、道のりは平たんではなく、辛いことがたくさんありました。そして、大切な人の死をきっかけに、それまで全く縁のなかったスピリチュアルカウンセリングにたまたま出会い、誰にも言えない心の苦しみが癒されたことから、見えない霊の世界を勉強したいと思うようになりました。


かたっぱしから精神世界のジャンルの本をとっては読み進めていく中で手にしたのが「シルバー・バーチの霊訓」です。


人は死んでもそれで終わりではなく、亡くなった後も霊として生き続けること


どんなに孤独な環境におかれている人でも、必ずたくさんの霊たちが見守り導いてくれていること


この世は霊性を向上させるための修行の場で、辛いこと、困難なことをきっかけに魂が目覚め、磨かれるということ


シルバーバーチが繰り返し繰り返し説く言葉に、読みながら何度も涙が止まらなくなりました。スピリチュアリズムこそ、この世で苦しみを抱える多くの人を救うことができる真理だと確信しました。


人間の争い、不調和、悲しみの多くは物質至上主義、物質的価値観からきているものです。


裁判で訴えたいと思い弁護士のもとに訪れた方々にスピリチュアリズムを伝えることで、法律問題の解決にとどまらず心と魂を癒す手助けができるのではないかと強く思うようになりました。スピリチュアリズムを広める弁護士になることが、苦しく長い勉強生活を送る中での私のモチベーションとなりました。


ところが…人生は思うようにはいかないものです。


精神的にも状況的にもこれが最後と思ってのぞんだ試験で不合格がわかったときに、自分の人生の意味がわからなくなりました。深い喪失感と絶望に苦しみました。


神様は私を使ってくださらなかった。

私ではだめだと判断されたのだ。

私はもう何もすることができないんだ。


打ちひしがれていたときに私の心を救ってくれたのが、冒頭のシルバーバーチの言葉です。


私は何者でなくてもいい。


大勢の人を救うなんて思わなくていい。ただ、目の前にいる一人ひとりを大切に、私なりの方法で元気づけよう。


自分ができることをこつこつやっていこう。


心の底からそう思えたことで、新たな一歩を踏み出すことができました。


お読みくださっている皆様のお心に少しでも響くことがあれば幸いです。


Nao

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